[堀江貴文] ゼロ

ずっと買っておいておいた本を積み上げてある本の山から見つけ出したのでさらっと読書録のようなものをつけてみようと思う。 φ 読書録というほど大したものではないけれど φ 無目的にブログを始めたというわけではなくて、そうだね、この場所は俺にとっては**「思想の貯蔵庫」**なんだよね、 だから目的として「考えたこと、思ったこと、感じたこと」を忘れないように、というものに適うのであれば、どんなものでも記入して行こうと思う (今回わざわざこんなことを書くのは、俺の中でこの場所をどういうものにすればいいのか、決まってないから) 自分にとって最適なレイアウトになって行くまでには、いろいろと試してみないとね…… 最適というのも変な話だね。 変わっていくことと保守とのバランスの良さが最適の本質なのかもしれないね φ 文章に対して感じたことは、そんなに凄い文章でもないなぁ、と。 例えば凄い詩的な表現が使われているわけではないし、 身震いするような描写があるわけではない。 (いきなり余談だけれど、横溝正史の八つ墓村は凄まじい文章だった絶対読んで損はないと思う。読まないと損な気もする。) しかし、実際的ではあったように感じる。 言葉を足すと、一意的な文章だった。 淡々としていたんだよね。文章が。 きっと綴る時に、スラスラと出てきた文章なのではないかな、と感じた。 ずっと溜め込んできて、自分の中にじくじくと蛆のように育った汚い感情が、キレイに吐出されている、 そんな印象を受けた文章だった。 φ オマエの思考は毒物だ っていう言葉を偶にもらうことがあって、その言葉に僕は多少の好感と、どうしようもない諦めのような感情を同時に抱く。 その言葉は仕方のないものの様に感じるのだ。 僕の起点は一人の女の人で、俺はその人に気に入られよう、その人ならなんて考えるかな。褒めてくれるかな。 そんなことばかりを考えて幼少期を過ごして、 なんで俺はあの人と離れてしまったのだろう、 あんなにも唯物に感じていたのに。 お慕い申し上げていたのに。 ああ、でもコレはおれの身勝手な感情で、 きっと俺よりも師匠の方があの人の隣にいるに相応しくて、と そんな喪失感に苛まれて俺は青年期を過ごしたから。 まぁ、しかたがないと思う。それはなかなかにレアな人間に(結果的に)なるだろうね、と。冷静に(今となっては)思う。 自分の中の判断基準に 「あの人ならどう思うかな、」 という客観的な自問が在るのは、俺にとっては自然なことだけれど、他人にとってはそうでもないらしい。 オマエの人生は物語的だと皮肉られることがたまにあるけれど、ここに起因しているのではないかと思う。あとは圧倒的なまでの内省か。 φ 堀江さんは、福岡の八女の出身なそうだ。 現状が嫌で嫌で仕方がなくて、しかし彼は優秀だった。 そこにはきっと理由があるのだと思う。 納得の回路がゲームのようだな、と、俺は思った。 後は結果的に自分の世界に向いたのだろうな、と思う。 逃避の先が内省だった? なんでもいいけれど、この人は俺よりもカワチせんせーと話が合いそうだな、と思った。(あの人が、おもしろい、と感じて納得しそうな人間だと思った) 違うな、内省じゃなくて、現状の打破の為の前向きな努力だったのだろうな。 彼にとっての成功体験の列挙はどうあがいても彼の行動の帰結で、(きっと当時の彼にとってはそこまで論理的な思考の帰結では無かったのだろうが)(後から考えてみると、というアレだ) その辺りのセンスが素晴らしく前向きで現実的だったのだろうな、と思う。 氷上が俺の受け皿になってくれなかったら、俺はきっと壊れてどこかおかしくなっていたと思うけれど(そのおかしさというものはきっと社会との隔絶、という形で現れる)(何故かと言うと、悪いことをするようになると思うからだ) 彼にはそれが目の前のことを自分の思うとおりにするその究極の一手が、勉強だったのだろうな、と思うのだ φ 僕は子供の頃、それなりにレベルの高い英才教育のようなものを、かなりいびつな形で受けさせられて、 そう、俺が嫌々やらされて会得した掛け算のようなものをその場で自分で思いついてこなす友人の答え(それはとても遅くて拙いものだったけれど、答えとしては間違っていない、正解だった)を見て、 「俺はやり方を教えられてやった、こいつは知らないまま自分で考えだした、――どっちが偉いのだろう」 ということまで考え至ったときに、自然と笑いがこみ上げてきて、俺は泣くように笑い続けた。ああ、俺の時間は、俺の意思のない時間はすべて無駄だったな、と。 俺の動機はきっと親からの否定の連続で潰えてしまったよ。 そこまで強い意思を抱けなかった、オレも悪いのだろうね。 けれどこの世界に目の前の好きな人がじぶんのものにならないのならばいっそころしてしまえ、という感情以上に強烈な衝動は、 それに匹敵するくらいのものは、俺の中についぞ生まれなかった。 きっと親元に居たくない、という感情の強さで、俺は堀江貴文さんに負けているのだろうな、と。 俺は彼の文章を読んで思った。まぁ俺が親と合わないのは割りと俺側に問題が有るようのも思うので。箱のなかに気づいたら違うOSが入っていたようなもんだ。親から見れば。(俺から見たら、そのOSの方が性に合っていた、というだけで) 彼はどうしようもなくやはり人間なのだ。 マスコミの報じる彼の切り取られた一面と、彼の内面はやはり違う。 マスコミが離れて、彼が自分を(意識しようとしまいと)演じることをしなくても良くなったことは、救いのように思う。 φ ≪追伸≫ いやいやいやいや、こんなことより卒論書けよ、僕

2014年2月2日 · 1 分 · 68 文字 · Keito Fukushima

或る占い師との対話

「こんばんは、」 「いらっしゃいませ」 「なにかお悩みですか?」 悩みというほどのものは。 ではなぜここに? 道に迷ったもので。 …。 あなた、よくまわりから変わった人、と言われない? 言われますね、みんな僕のことを変わっていると評しますよ。 自覚的ならやめなさい。 そんな目も止めなさい。白々しい 見ない顔、紹介されない顔、若い顔というのは、私にとって冷やかしか悩みをこじらせた人のどちらかよ、あなたはどっちの馬鹿なのかしら 冷やかす意図があったことは、謝る。悪かった。不快にさせたというのなら、言い値を払う。アンタはプロなんだな、いや、申し訳ない ……ただの馬鹿ではないようね、だとしたらこじらせた側の人間なのかしら、まぁいいわ、とりあえず言い値は払ってもらうことにしましょう。 φ ずいぶん気前がいいのね、ひょっとして金持ち?そうは見えないけれど お金の使いどころ位はわかっているつもりですから。 言うわね、……そうね、今日はもう店じまいにしましょうーーどうせ誰も来ないし そう不安な顔しなさんな、場所を移すだけよ、物分りのいいお客様には損をさせない主義なの φ 雑談をしましょうか 雑談? ええ、取り留めもない世間話よ、 へぇ、 得意でしょう? え? なにを我関せずみたいな顔をしているの、話すのはあなたよ 僕が!? 私がなにを話すというの?それともこのまま帰ってもらっても結構よ。 あー、自己紹介からしても構わない? 興味ないわ、もっというのなら、あなたという存在に興味が持てないわね (これは…手強い 人をナメてかかるからよ。……あなた今幾つ? ならいい機会ね、試す様な真似をする相手は選ぶべきよ。気をつけなさい φ 自分のことを話すのは苦手なんですが、 なら別の話をしなさい ですよねー、なんかお題を頂けませんか? 「人生に於いて最も素晴らしいもの」 ヘヴィなの来ましたね…… ところで本当に聞きたいのだけれど、あなたはなんで私の店に来たの? 理由ですか? 紹介だったら、紹介主とは縁を切ろうかと思って。 ならなおさら言えませんね、 そう、別に誰の紹介でもないのね。 どうしてそんなことを? 相手が本当のことを言おうとしているかしてないか位は分かるものよ。いい?あなたはわたしのあんな店に入ったの。その時点で少しおかしいのに、カマをかけたら目が輝いたのよ? 頭がおかしいわ。そんな人間の言葉に真実は宿らないものよ 真実ってw 現実と言い換えてもいいわ。後一つ言うのなら、わたしは糾弾されたがっている人間に糾弾の言葉を投げかけるほど優しくないの。 安心なさい、外道ではないし、詐欺師でもないつもりよ、あなたはどうやら救い様のない馬鹿では無いらしいから、値段分の仕事はしてあげる。だけどもう今日は帰りなさい。 日を置いてまた会いましょう。 φ こんばんは こんばんは、あら? この前は失礼いたしました あらあら、わたしも少し言いすぎた位だと思っていた位だわ、 給湯器借りられますか? なにをするつもり? 損はさせないつもりです。 あらあらあら、。……悪く無いわね。 φ 美味しいものを食べると幸せな気持ちになるわね、 気に入っていただけて光栄です。 わきまえてるじゃないの 反省したもので ふーん、 そうね、話くらいは聞いてあげてもいいわ、楽しませなさい。 φ なかなか興味深いわね、思っていたより面白かったわ 僕は……、 そのことに関して、はじめに謝罪しておくわ、わたしに出来ることはなにもない、 なにもない代わりに、わたしはわたしとして仕事をしてあげる。 仕事? わたしの仕事は、なに? ……占い師 ...

2012年7月11日 · 2 分 · 234 文字 · Keito Fukushima

卒業する僕たちへ

――人生は、ひとつの舞台。 そう言ったのは一体誰だったか 英国の誇る、史上の詩人だったかもしれないし。 天使の堕天を綴った気狂いだったかもしれない。 誰にせよ、この考えに基づくならば、僕らは総出で1つの回転劇場を廻していることになる。 主人公などそこには恐らく、存在しないし、 姫君も宝物も、有り得ない。 実のところ、観客という傍観者の存在も“ない”虚ろな劇場 ……楽しいかい? 思うのだ ――何故、そうも閉じさせたいのかと。 1つ。である必要などない。 演じなければならない役など無いし、 主人公も姫君も、そんな役の概念から間違っている。 そんな閉じた考えは、楽しくない 他人から聞いたことなんて無いから、特殊な見方になるんだろうが、 僕は、……僕らは、 1つの水槽みたいなものだと、……そう思うのだ。 形からして既にバラバラで 中身は常に、違う色を浮かべている 関り合いの中で他人に自分の色を少しずつ分け与えて 最後は壊れて世界へ溶けてゆく ――そんな、1つの、薄い、……儚い“境界” 2. ……うん、別に詩じゃないよ? まぁ、高校生活最後の文になるのだろうから、脱線しまくるさ、許せ。 3. 子供の頃から、ヒトの“想い”というものに、興味があった “ガキ”をよく、“バカ”と侮るけれど、 ガキはガキなりに、考えて生きているのだ。 ……子供には、優しく在りたいものだ。 必要なときに、傍に居て、その精一杯の話を聞いてやって、 全部吐き出しきった上で、それとなく行動の指針を示してやる。 そんな大人になりたいと思う。 少なくとも、オレはそうして救われたのだから。 将来、オレらは何処へ向かうのだろう? 一生をかけて、“自分”を解ってゆくのだろうか? 最期にでも、理解できたのなら、幸せなのだろうか? 「オレは“魂”という概念が嫌いなンだよ。 ――それは何か、今の自分を冒涜している様な気がする」 彼女は困ったように微笑み、言葉を丁寧に区切りながら言った。 「ですが、その方が、救いが有る様な、気が致します」 ……救いを求めるのは、ヒトの弱みなのだろうか? 「もう一度、子供をやり直せるなら、やり直したいと思わない?」 そう、訊いた人がいる。 オレは頷きそうになったけれど、……一瞬だけ躊躇ってから、首を振った。 後悔の無い選択肢など、存在しないのだから、 オレらは、1つ、1つ、都度考えて、一番後悔の少ない選択肢を、選ばなくてはならないんだ。 そして、何よりもするべきなのは、悔いることより、省みることなのだから。 ――でもきっと、 一番オレを引き止めたのは 今まで出会えて来た人と、出会えなかった今を想像したから…… 4. どうでもいいが主人公に焦がれる、自称・傍観者が居たりする。親友に。 それこそ、傍迷惑な話だと思う。 主人公になりたいのなら、なればいいのだ。 奴はどんな逆境でもエクスタシー出来るのだから ――、極めて欲しいと思う、切実に。 (けれど、だとしたら、心が折れないレベルのDisciplineを奴に与え続けなくてはならないのか……? ……並大抵ではないな……) 5. 曖昧であることは美しいのだと思う。 一回だけであるからこそ、輝くのだ。 思うにそれは、1つの永遠 6. 1つだけ、願いが叶うのなら、 何を願う? 子供の頃は、たくさんあって……それでも1つ、経験を欲した ...

2010年2月10日 · 1 分 · 97 文字 · Keito Fukushima

氷上家訓戒 Ver1.3

誰かを貶していいのは、相手の正面に於いてのみ ――忌み嫌うべきは、ただの情報を分析しただけで、本人のことをよく知りもしないのに、その人を判断して、知った気になって、悪評を連ねるような輩 何事も話をすることから始めるべきなのだ φ 徹頭徹尾、自身でやった事以外は、誇ってはならない ――生まれ落ちた時からすでに母の世話になっているのだから、此の世界で誇れるものなんて何もないじゃないかと言ったら、彼女は"終わったことより、先のことを考えなさいな。誰しもが同じように生まれますが、死に方は選べるのですから"そう言って、柔らかい手で僕の頭を撫でる。 答えになってないぜって笑ったら、“そうやって笑えるうちは、貴方は生まれたことを自慢していいってことですよ"と、意地悪く微笑して抱きしめるのだけれど。 φ 己の為に動くのならば、その責任全てを背負う覚悟を 誰かの為に――本当に…本当にその人の為になることを願い――動くのならば、その人が自分で悟るまで、己の善意であることを、その人に悟られないように尽くすこと ――言葉というものは、とても難しい。 純粋な気持ちでさえ、言葉に落とし込んだ途端に、そこにある輝きは失われてしまう。 だからといって、他人の言葉を疑ってかかるほど歪んでしまっていた人間不信に対して、“だけど、言葉が無ければ、何も伝わらない"と諭した少年の言葉で救われた誰かが、確かに居たのだけれど。 言葉の価値は、発する時や、人に依存する。 欲しい時に、欲しいことを、相応しい姿勢で告げられたのなら、その値打ちは、いかほどだろうか? その一言で心を救われたのならば…それは…それは…どんなに…… φ 男は背中でものを言え ――黙って行動で示せ、と(笑) どこか、善意の項と似るのは、其処には通さなければならない筋があるということ “なら、女はどうなんだよ?“と聞いたら、 “さあ?“と意地悪く笑った後に、 “私は、その、男性が示して下さるその心に気付く事ができる位には、聡明であろう、と心掛けておりますよ"と。 何処かで敗北感を覚えたのは、嘘ではない。 φ 考えることを、恐れてはならない けれど、曖昧なままであることの素晴らしさもまた、理解されるべき ――後半は、日本人であれば、自ずと理解できるもののような気がする。 ただ、前半の項は、未だに理解しきれない。 ああ、考える、ということは、……どうなのだろう? 知ってしまってはいけないことに、辿り着く。 ソレによって生まれた感性で今までとの認識との差違に、傷つく。 ……それでもなお、恐れを禁ずる。 “答は常に、自分の中にあるのです” 彼女はいつも、“考えることに疲れた"と、匙を投げる僕に対して、そう諳«そらん»じる “その自分に呼びかける為に、私たちは世界を学ぶのです” ………… オレは。 オレは未だ、この言葉の解釈を、諮«はか»りかねてる、 φ 道具は使い手を選ぶ ――短いにしろ、真実なのではないか、と。 “だから、他に持つべき人がいて、その人がそれを自分より遥かに活かしてくれると認めることができたなら、惜しむ必要はないんですよ?” 痛み入る。 φ 物質的なものに未練を抱いてはいけない ――実際はとても難しい事ではないかと思う。 彼女は、“愛着と、未練は違いますよ?” わかりますよね? と。 反論するのなら、 ソレは互いにとても近い感情だぜ、と。 仕方ありませんね、と、少し嬉しそうに目を細め、片方の手のひらをオレの頬に添える。 “捨てる、という決断は、時に英断です” なぜ? 彼女はもう片方の手を、オレの小さな手に添えて、 “そうしたら、空いた手で、次に掴むものを選べるのですよ?” 何かの宣誓の様に、ソレに口づけをする。 半分、納得がいったけれど。 質問の答になってはいないな、と “でしたら、残りの半分は、経験で埋めて下さいな” ……今ならば、 物じゃなければ、惜しんでいいのかい? と、キザったらしく返すのだろうが φ 後悔のない選択肢などないのだから――せめて可能な限り後悔の少ない選択肢を ――考えて、考えて、出した答えは、貫き通す。(空気王) それが、自分の最善だと信じるから。 けれど同時に、それは自分の為の行動だから…… “非があるのならば受け入れる勇気を” 頷きはしたけれど逃げられないことはとても怖いことだと、……そう思った。 φ 丁寧に生きなさい ――字がきたないのと、丁寧に書かないのは違うのです。わかりますか? 意識の有無、意志の強度。 漫然と生きる生に価値はない。 なぞるように、丁寧に。 死の淵で後悔しない様に。 ...

1999年4月22日 · 1 分 · 105 文字 · Keito Fukushima