漠然とある目標は、
≪抽象的なもの――想いとか、感覚とか、感情とか――そういうものを、3次元にするデバイスが作りたい≫
ってもの。
どこに行っても、それは同じはず。
オレの興味。
そのために見識を広げる……ってのが当面目的。
意外とアナログに頼るスタンスでありたい。
認識系、機械工学系、プログラミング系、……覗く感じで、電子工学。
心理学。
――折角、本格的に習ったのだから、交渉術を高めてみたい。
オレの眼は、その気になれば普段でも靄ぐらいは捉えられるから。
氷上に誓ったことを俺は守れているのだろうか?
大学入ってまずすること
配られた教科書から、
一体どんなことを学ぶのか、
その為にどんな学習が必要なのか、予測して、さらに、それが何のために使えるかを理解する。
そこまでやって、更に理解した上で、自分に必要ないと思ったら、忘れる。
必要なら、復習と練習を。
解らないなら、聞きにいく。
オレのダチは優秀なんだから、解らないことがあったら、頼ればいい。
………悔しかったんだよ。
今まで無かった位に。
オレは、自分に負けたのは、初めてだ。
………だから、これからは、徹底的に為す。
それこそ、最高位につくぐらいに。
何かしらのカタチで、“想い"を形にしたい。
例えば、情動で変動する出力の機器とか、
例えば、感情の傾向を色で見るデバイスとか、
例えば、ヒューマノイドインターフェースCPUとか。
出来なくてもいい。
どこまで、今できるのか。
どこまで、これからできようとしているのか。
ちょっとずつ、ずっと……ずっとあたためてきた構想を形に。
時間は惜しまない。
きっと暇なんだから。
忙しく感じるぐらいなら幸せなんだ。
サークルは、武道系と、文科系。両方やってみたい。
武道は、駆け引きが多くて、あんまり体格差がでないものを。
居合いとか、……弓道とか、合気道とか。
……まあ、どうせあまり練習はしないんだろうけど。
文科系は、完璧に趣味で。
サロンとか、茶道とか……
知り合いを、たくさん作りたいんだ。
友達に……なりたいな。
みたいな。
一度会った人とのエピソード記憶は、習慣的にすごい優れてるから、
問題はその数。
将来頼ることを無意識下に刷り込んだ上で、増やしたい。
目指せマンガのキャラみたいな情報通。
常に知らない情報がない……みたいな人と知り合いになれたらいいと思う。
……新聞部?
先輩にはちゃんと頼ること。
バイトもたくさんしてみたい。
理想的なのは、家庭教師になって、かわいらしい女の子に、氷上から教えてもらったことを、刷り込んであげる……っていったものだけど……
オレ、女運ないからな……
期待なんてしちゃだめ。
彼女なんかより、ムダ美人≪―EIGHTHのアンジェラさんみたいな―……居ないか≫と知り合いになりたい。
そして、思い出したころに松川の彼女を見てみたい(笑)
喫茶店のバイト
交渉術師を目指すのなら、もう、眼の事なんてお構いなしに恐れないで他人と会話しにいくがよい。
……ただ、美人でもないのに粘着質な女にだけは気をつけておかないと――予言的にだけど、火傷する……
氷上の加護を盾にできない類の相手だよ。
まあ、美男美女なら、世界の宝だから、いいんだけどな。
守備範囲に入ればいいんだけど。
リアル秀吉は、異世界の住人です。
目立ってもいいけど、浮き過ぎないように。
相も変わらず、楽しそうなことには一枚噛めたらいいという……ね?
代表系のものになる事を厭わない。
……この年齢になると、利権も啜れる。
いや、不正はしない様にな?
信頼で成り立つ関係に冷や水ぶっかけるのは、こりごりだ。
それに……そんなことしたら、心から笑ってられない。
自分で全責任を負うことを覚悟した上で……他人を敵に回すことを覚悟した上で。
そういったことをするのならば、オレは許すのだろうけれど。
――根本、6千万円以下のはした金にふらつくなよ。
氷上に笑われるぜ?
他人のアドレスを知るいいチャンス。
オレならその後、いくらでも……
エンターテイナーとして尊敬するべきはあくまでも、“うちのクラスの青色の王様”
誰も傷つけずに。
誰もが笑っていられるように。
彼の天才を。