ダニエル・ピンクはクリントン大統領時代の副大統領であったアル・ゴアのスピーチライターをやっていたことからもわかるように、文章が非常にうまい。 話も面白く、本書の内容を講演しているYouTubeの動画は早くから日本でも評判となり、日本語の字幕がついたバージョンも出回っている φ 「人間には新しいことややりがいを求める傾向や、自分の能力を広げ、発揮し、探求し、学ぶという傾向が本来備わっている」 φ (前略)これは論争を呼んだ。報酬が否定的な影響を与えるなんて、誰も思っていなかったからね 目先の報酬プランや成果主義に基づく給与体系は機能せず、有害な場合さえ多い 報酬は行動に対して奇妙な作用を及ぼす 興味深い仕事を決まりきった退屈な仕事に変えてしまう 人は、他人の意欲を掻き立てて行動促し、そこから利益を得ようとして報酬を用いるが、却って活動に対する内発的動機づけを失わせるという、意図せぬ隠された代償を支払う場合が多い 創意工夫と報酬のない、むしろ痛みを軽減するというような時から起こるような気がする つまり優れた芸術には貧しさみたいなものが必要なのか 外的な報酬への関心が、芸術家として最終的な成功を妨げる恐れがあると分かった。 報酬には依存性がある 思いがけない贈り物から当然もらえると言う感覚がすぐに生じる それ以降同じ効果を得るためには、さらに大きな報酬を与えなくてはならない 報酬は思考の幅を狭める傾向がある。 遠くにあるものが目に入らなくなり、すぐ目の前にあるものしか見えなくなる。 極度の集中が生じるのは、理にかなっている場合が多い。 しかし劇的出ない状況では、目の前の報酬への執着が、成果に対してしだいに悪影響与える。 つまるところ報酬とは関係ない素朴さのようなものが必要なのだ φ

  1. 内発的動機づけを失わせる。
  2. 帰って成果が上がらなくなる。
  3. 創造性を蝕む。
  4. 好ましい言動への意欲を失わせる。
  5. ごまかしや近道、倫理に反する行為を増長する
  6. 依存性がある
  7. 短絡的思考を増長する

φ 自律性、熟達、目的 秩序と無秩序の刃の上で生きること 日誌をつける。 目的、困っていること、解決のために打つ手段 最適経験をもっと増やし、ぼんやりしたり、集中できない時間を減らすには、どうしたらいいか? 仕事やキャリアに疑問を抱いているなら、内発的動機付けというあなたの本来の原動力について考えを巡らせなければならない。 φ 自主自立がとても苦手な日本人に果たして、そぐう考え方なのであろうか 情けは人のためならずと言うか、人間の善性を引き出すことは大事であるが 基本的に怠けるということを人間は忘れてはならない。 ただ、アメリカという合理主義の極みのような国家が、短期的な合理性は長期的な損になることが多いのだと言うことを認識し始めているというひとつの証左なのかもしれない。 今回はそんなハナシ。