師匠「おんなの方が、なんというか、際限がない気がするんだよな、特に、おまえが好きなあの女は、本当にいい女なんだけれど、自己の拠り所が他者なんだよ」 「スゲェ真面目なんだけれど、他者のため、なんだよね、それは、俺はイビツだと思うけれど、俺ではどうしようもない」 「……これはとても珍しいことなんだけれど、今あの女は僕に尽くして居ないんだ。僕だけを向いてなくて、きっと出会う順番とか、生まれてくる年齢とか、出会い方が違えば、一緒にいた、ともすれば救えたとか、そんな感じの人間なんだよね、お前は。だから、あの女がどうするのか、見守りたいってのが、俺の今の感覚だなぁ」 φ

風見雄二「女って奴は簡単だが面倒だ。」

偉そうに語れるほど女を知らねぇや! φ 「お兄ちゃんは、『この人のここは絶対に無理ィ……!』ってところが無いんだよね。だから凄いと思う」 「君は自己修復機能のない欠点が無いんだ」 「アナタのその、ナンパになりきれないところ、私は好きよ」 φ 俺の中のどっかに、女の方が強いってのがある。地に足付いてて、危機に対して粘り強いのは女の気がする。生活に根ざした対応、とでも言うのか。そう。実行力かな? 俺に出来ないことをいっぱい出来る。 糸井重里さんも言っていたけれど、男女だと関係性が自然になるんだよね、曰く、「電話ボックスに一番多く人が詰まるのは、男男でも女女でもなく、男女の組み合わせ」 φ 油断すると男女間は、恋愛感情に転んでしまうと思う。 俺はその危うさみたいな感覚が、きっと好きなのかもしれない。童貞力の残滓とでも言うべくか。 「ヤレるけどヤらない。だからシマコが一番エロいね」って感覚。いや、そんな直截的なものじゃあないと信じたいけれど。俺はやっぱこの辺りの愛らしい感じ好きだなぁ ファインマンも多分、似た事を考えてたんじゃねぇかな。 それが許される人格と、許されるライン。 難しいなぁ。なんか、そんなつもりは一切無いのに、弄んでるみたいで嫌だな……(苦笑) 男女を踏まえるけれど、丁寧に扱うけれど、男女を感じさせない、みたいな朗らかな在り方に憧れるなぁ。ハヤタに昔、「もっと適当に人と付き合えよ」と言われたけれど、これは性分だと思う。それでよくしてもらったことも、やっぱ多いんだと思う。 信頼感とかもあるのかもしれねぇな。 上手く言語化できないや。まだ浅い浅い ただ、心を踏みにじるような真似だけは、絶対に。そこさえ守れば、後は大丈夫。俺は俺で居られる。