「人間関係の言語化は難しいと思うのですよ」
「だから、それを助けるって意味では、……占いはあってもいいと思いますよ?」
「もちろん、一喜一憂するような『弱い在り方』はいけません」
「けれど、自分のなかの、自覚できていない一面に光を照らしてくれるのが、占いだと思うのです」
「占いは、統計みたいなものです」
「これも等しく修身です」
「気に入った言葉があれば、身に刻めばいいですし、『なんだこれ、全然外れているや』と思うのであれば、すぐ忘れてしまえばいいのです。……ほら、なにも損ではないでしょう?」
「だから私、占いって結構好きなんです」
――小3の頃。冬になり始めた日。