(尊敬できる人と)おもしろい話題だったので。

「最近になって、やっと部長級の連中が、新人が辞めていってしまうことに対して、危機感を覚え始めたらしくて。……なんでなのでしょう??」

「まず、やりたい仕事が昨今の事業環境の変化で出来なくなった人は、出来るところへ行きますよね」
「なるほど」

「ガバナンスとは、宗教の有無に等しいと思うんです、『必ずそこを通る』という共通認識。それはDo More With Lessであったり、利益を社員に徹底的に還元する経営形式だったり。
宗教がない、というのはもちろん状況によってはメリット足り得ますが、危機的状況は、宗教や統一感が無いと、乗り切れませんよね」
「確かに。数字の追求は宗教になり得ませんものね」

「後は、計上した赤字を背負うことへの忌避感と意味のなさですよね。まず意味がわかりませんし、説明責任はいつまでたっても果たされない。事情もあるのでしょうが。……あれだけの赤を出して仕舞えば、給料の水準は今後低迷の一途を辿るとしか想像できませんし、またそれを通常の(M&A以外の)営業活動でで取り戻せる目処は、近隣の計数を見ている限りでは、無い様に思える」

「赤字体質からの脱却は長い時間がかかりますよね。プレゼンスを持てる様になるまで10年、15年かかる会社で、牙は折られますし、それでも尚、上は何枚もある」

「ゆっくり単価の安い老人で3年くらい保たせて、沈んでいくのが現実的な気もするんですよね」

「まぁ、ローマは1日にして成りませんが、1日では滅びなかったので。なんらかのウルトラCは、どのタイミングでも駒を投げなきゃ、あり得ましょうや」