経緯

きっかけは Bitwarden Premium の値上げ。$10/年 → $19.80/年で 10 年ぶり。
loyalty discount で初年度 25% off は効くが、来年からは満額。
値上げした界隈をざっと見渡したら、業界全体がもう値上げ祭りになっていた。

製品値上げ動向
Bitwarden$10 → $19.80/年 (98% UP)
1Password33% UP(grandfathering なし)
DashlaneFree 廃止、最低 $60/年
NordPass上昇傾向
Proton Pass$23.88/年に値下げ(市場シェア狙い)

選定基準

最低限の条件:

  • CLI 具備されていること(自動化に組み込めるかが死活)
  • TOTP 内蔵
  • Passkey クロスプラットフォーム同期

これで主要候補は半分以下に絞られる。

候補価格CLITOTPPasskey採否
Bitwarden Premium 残留$19.80/年◎ `bw`対抗馬
Proton Pass + SimpleLogin Lifetime$199 一括○ `pass-cli`本命
1Password$35.88/年◎ `op`サブスクのみで脱落
Keeper$34.99/年✅ Commander同上
Dashlane$60/年CLI なしで脱落
StickyPassword Lifetime$29.99⚠️却下
TransferChain Pass$49〜⚠️モバイル未対応で却下
Password Boss / FastestPass / Kaspersky / Samsung Pass❌/⚠️即却下

サブスクのみ(1Password、Keeper、Dashlane)は今回の Lifetime 検討では脱落。
残るのは Bitwarden 残留 vs Proton Pass Lifetime の二択に収束。

SimpleLogin

ここで Pass 単体だと、Bitwarden(OSS、CLI 、10 年実績)に対する優位性は正直薄い。
「Pass に乗り換える理由」だけだと、たぶん残留してた。

決め手になったのは SimpleLogin のエイリアス機能:

  • 自前ドメインでメアド alias を発行・管理・配信制御
  • 個人レベルで identity gateway を持つ感覚(Cloudflare がトラフィックの前段に入るのと同じ構造)
  • Gmail の catch-all + Filter で代替する案もあったが、量産すると Filter が汚れて長期で破綻するのは目に見えていた

販売サイクルも気まぐれで、2024-12 → 2025-03 → 2026-05 と入退出を繰り返している。次にいつ消えていつ戻るか保証なし。今が買い時、で踏み切った。

その他

移行

ZIP エクスポート → Proton Pass で完了

  • 718 件、100% 成功
  • Bitwarden の Folder 13 個が Proton の Vault として 1:1 で自動変換
  • TOTP も全件動作確認

事前に研究エージェントで「otpauth:// 形式で失敗事例多数」と警告されていたが、Bitwarden の TOTP 形式と Proton importer の互換性は問題なかった。

フォルダ/Vault

フォルダ分けする機能が無い、という噂もあったが、Vault の概念が生えてて、特に支障なく利用できている
むしろUI がBitwarden よりきれいになったのでこの点はアド

CLI

Claude Code から叩くことが増えているので、最近はもう必須と言っても過言ではない
公式から出てて、体験もいいのでかなりGood

なにか問題があったら30日以内にRefundしようと思う。とりあえずのところは非常に満足