[九鬼周造]「いき」の構造
「いき」とはーー 運命によって 「諦め」を得た「媚態」が 「意気地」の自由に生きるのである 媚態 手に入らないものに対しての憧れとか、強烈に焦がれる感じ 割とチラリズム的な 自分と異性との間の緊張状態のこと いき、の基礎 意気地 自己に対する制約 武士は食わねど高楊枝的な、「武士道」によってもたらされた信念 諦め 垢抜けしてあっさりしている様 世間の裏切りによって得られる仏教の「無常」の観念に近いもの 上品さ、渋み、上流さ 世情に通じていて、人情を理解している やってしまうと無常しか残らない、 自分の器を理解して、そうなる前にあえて距離をおく そのいさぎよさが我々に特別な美をともなってうつるのでございましょう